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最終更新日:2020年11月3日
防犯カメラのリースについて

弊社で防犯カメラを導入していただく場合、現金購入、リース、レンタルの3種類の中から契約方法をお選びいただくことができます。
お客様の経済状況、ご予算、費用感に合わせてご提案させていただくのですが、なかなかそのメリットやデメリットが分かりづらい部分があります。
今回は、防犯カメラのリース契約について、赤裸々に解説いたします。
防犯カメラをリースするということ
まずリースとレンタルは混同しやすく全く同じと考えていらっしゃる方も多いのですが、基本的に防犯カメラのリースは3社間契約であり、レンタルは2社(2者)間契約です。
まずはこの原理をご説明します。
3社間契約である防犯カメラリースについて

リース契約は販売店とお客様の間にリース会社を入れて、リース契約することにより一括現金販売を、月々の支払いにする方法です。
防犯カメラは法定耐用年数が6年であり、一般的には6年リースもしくはそれに1年足した7年リースで契約するのが一般的です。
今後ずっと防犯カメラが必要な建物に関してはより長い7年リースで防犯カメラを組むのが月額費用が抑えられるためより一般的です。
リース契約の条件
- リース契約はあらかじめ決められた期間で支払い義務が発生し、途中解約は期間支払予定料金の全額支払いのもと行われます
- 防犯カメラ設置後、一年を過ぎた修理・消耗品交換等は別途費用をいただきます。
- リース契約には、動産保険が付与されています。火災・落雷・いたずら・盗難等による故障に対してリース会社によって決められた保険金が適用されます。
2社間契約である防犯カメラレンタルについて

お客様と販売店の2社で行われるのがレンタル契約です。リース契約とは違い、直接専門店がお客様に防犯カメラシステムを貸し出し、お客様は月々お支払いをしていただく方法です。
こちらの場合は、壊れたときの保障や消耗品交換などのメンテナンス契約が含まれるため月々の支払いがリース契約より高くなっておりますが、メンテナンス費用がかからないため実質のコストはレンタルの方が安くなる場合が多いです。
- レンタル契約はあらかじめ決められた期間で支払い義務が発生し、途中解約は期間支払予定料金の全額支払いのもと行われます
- 防犯カメラ設置後、修理・消耗品交換等は無償で行います。
- レンタル契約には、動産保険が付与されています。火災・落雷・いたずら・盗難等による故障に対して販売会社によって決められた保障が適用されます。
防犯カメラリースとレンタルの違い
防犯カメラをリースすることとレンタルすることは一見同じように見えて実は大きく違います。
リースは長期でしか運用できませんが、レンタルなら短期も長期も運用できます。
また、月々の賃料以外のランニングコストにも大きく差が出ます。
リース | レンタル | |
防犯カメラの所有者 | リース会社 | 防犯カメラ販売店 |
契約期間 | 一般的に7年 | 1ヶ月から7年まで |
月額費用 | 安い | 無償メンテナンスなので少し高い |
修理・メンテナンス費用 | お客様負担 | 防犯カメラ販売店負担 |
契約期間終了後 | 返還、もしくは再リース | 返還、もしくは継続契約 |
共通メリット | 初期費用0円 固定資産税0円 |
初期費用0円(※) 固定資産税0円 |
共通デメリット | 現金に比べ高い | 現金に比べ高い |
メリット | 月額料金が安い | 修繕費用がかからない |
デメリット | 毎回修繕費用がかかる | 月額料金が高い |
特徴(利用できる範囲) | 法人・公共・組合 | 法人・公共・組合・個人 |
弊社ではレンタルとリース、お客様にメリットの高いご契約方法をお選びいただけます。
(※ 個人のレンタル契約の場合別途工事費がかかります。)
リース・レンタルの動産保険
リース及びレンタル物件である防犯カメラには動産保険が適用されます。火災・落雷・暴風雨・いたずら・盗難による故障・復旧に対し保険・保障が行われます。
地震や地震由来の津波による故障・それに準ずる大規模災害は保証の対象になりません。
株式会社トリニティーが提携するリース会社
- 三菱電機クレジット株式会社
- SMFLキャピタル株式会社
- 三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社
リースやレンタルでよく使われる防犯カメラ
リースやレンタル契約のときに弊社がよく設置させていただいている防犯カメラです。高寿命のコンデンサを積んでいるため、壊れにくくレンタルやリースに適しています。

バレット型防犯カメラは壁面に設置することが多い

ドーム型防犯カメラは天井面に設置します
中のイメージセンサはソニー製を内蔵していますのでかなりキレイな映像を撮影できます。
防犯カメラリース契約のメリットデメリット
お客様とお話しているといくらお客様がリース契約を希望していてもリース契約ではないほうがメリットが高いと感じることがあります。そういうときは遠慮せずアドバイスさせていただいております。
リース契約じゃないほうがいい場合
- 防犯カメラを設置する建物から撤退する可能性が高い場合
- 短期的な利用(レンタルをおすすめ)
- 現金でも30万円を下回る場合
絶対にリース契約のほうがいい場合
- 海沿いにあり過去台風などで風水害の被害を受けたことがある場所
- 落雷被害の多い場所
- マンション・月極駐車場の経営など利回りで利益計算をされている方
- 現在は予算が取れないけどカメラが必要な方
リース契約には審査もあります。風俗店などではリース契約は組めません。
気になる防犯カメラリースの月々のお値段
リースの月額支払料金は気になるところです。防犯カメラ自体も価格が違えば、工事内容の違いも大きくリース料金に影響するからです。
ここでは、リースのお値段の相場をレンタル料金の相場と合わせてお伝えします。
マンション・アパートなどでのリース料金の相場
マンションの防犯カメラ | リース月額費用 | レンタル月額費用 |
---|---|---|
4台のシステム | 約7000円~9000円 | 約8000円~11000円 (保障込み) |
8台のシステム | 約12000円~約15000円 | 約14000円~約17000円 (保障込み) |
16台のシステム | 約19000円~約23000円 | 約22000円~約25000円 (保障込み) |
概算の料金です。マンション・アパートの場合エレバーター内防犯カメラの有無、エントランスモニターの有無、ポール建柱の有無などで料金が大きく変わることがあります。また、配線が残っているリニューアル工事の場合は、お値段がぐっと安くなります。
戸建住宅のリース料金の相場
戸建住宅の防犯カメラ | リース月額費用 | レンタル月額費用 |
---|---|---|
1台のシステム | × | 4400円~4500円 (保障込み) |
2台のシステム | × | 4800円~約5000円 (保障込み) |
3台のシステム | × | 5200円~5500円 (保障込み) |
4台のシステム | × | 5600円~6000円 (保障込み) |
個人宅の場合、リースはできません。スマホ連動の遠隔監視の有無などでも月額費用は変わります。
工場・倉庫などでのリース料金の相場
工場・倉庫の防犯カメラ | リース月額費用 | レンタル月額費用 |
---|---|---|
4台のシステム | 約6000円~9000円 | 約8000円~11000円 (保障込み) |
8台のシステム | 約11000円~約15000円 | 約14000円~約18000円 (保障込み) |
16台のシステム | 約17000円~約23000円 | 約20000円~約25000円 (保障込み) |
工場や倉庫では、防犯カメラの配線距離に大きな差が現れます。ただ、マンションなどと比べ配管設置作業が少ない場合が多く、建物の規模によって費用は大きく左右されます。
病院・老人ホームなどでのリース料金の相場
病院・老人ホームの防犯カメラ | リース月額費用 | レンタル月額費用 |
---|---|---|
4台のシステム | 約7000円~10000円 | 約8000円~12000円 (保障込み) |
8台のシステム | 約12000円~約16000円 | 約15000円~約19000円 (保障込み) |
16台のシステム | 約19000円~約24000円 | 約22000円~約27000円 (保障込み) |
マンションなどは1階部分にすべての防犯カメラを設置しますが、介護施設、病院、老人ホームなどは各階に防犯カメラを設置することが多く、配線距離も長くなる傾向があります。
集合住宅と比べると少しだけ高くなる傾向があります。
これらのリース料金概算金額はあくまで相場を反映しています。建物の形状、選ぶ防犯カメラのメーカーなどによりリース料金は大きく変わります。
例えば、パナソニックの防犯カメラを設置する場合は、上記の金額よりさらに1.2倍ほど高くなります。
防犯カメラ設置後の保障とアフターサービス
各種防犯カメラレンタルサービス
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お電話をかけていただくところから設置工事までの防犯カメラを導入する流れです。リースやレンタルで防犯カメラの設置をお考えの方は、お電話で担当のスタッフにお伝え下さい。
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