家の前にゴミ・鍵穴にイタズラ・・・
警察に相談するには防犯カメラの証拠が必要?

戸建て住宅で防犯カメラの設置を考えるきっかけとして、空き巣や強盗被害の防止はもちろんですが、イタズラ・いやがらせの証拠映像を撮るために防犯カメラを取り付けたいという声も少なくありません。
弊社でも「ご近所トラブルで家の前にごみを捨てられるようになった」「自宅の鍵穴にイタズラされたから警察に相談するために防犯カメラをつけたい」など、イタズラの被害をきっかけに防犯カメラの設置をいただくことはよくあります。
度を過ぎたイタズラは犯罪になりますが、警察に行けば必ず動いてくれるのかというと、そうではありません。
この記事ではイタズラ・いやがらせでお悩みの方に向けて、具体的な対策をご紹介します。
イタズラ・いやがらせは犯罪?
「ご近所トラブルでイタズラされたので警察に相談したら、防犯カメラの設置を勧められた」と弊社へお問い合わせいただくことは非常に多いです。
警察は民事不介入のため、事件性が認められない場合、動いてもらえないことがあります。
民事不介入とは、犯罪以外の個人間のトラブルには警察は介入しないという原則のことです。
イタズラは犯罪ではないから警察に対応してもらえないということではなく、イタズラやいやがらせ行為も、違法行為だと認められれば警察が動いてくれる可能性が高くなります。
警察が防犯カメラの設置を勧めるのは、ただイタズラの防止対策として取り付けるだけではなく、録画映像を証拠として警察に提出すれば、イタズラの違法性を認めてもらう材料になるからです。
つまり、イタズラやいやがらせも犯罪行為になる可能性は十分にあり、警察に相談する意味はあるということです。
どんなイタズラなら警察に相談できる?
前提として、証拠がなければ警察にできないというわけではありません。
「自宅で不審な出来事が続いている」「これって泥棒の下見なのでは?」など、不安や身の危険をかんじたら警察に相談するべきでしょう。
緊急ではないけど相談したいという場合、警察への相談ダイヤル「#9110」という番号から相談することもできます。
ここでは弊社でよくご相談いただく、違法性が認められる可能性が高いイタズラについて一部ご紹介します。
車をパンクさせられた

車のタイヤをパンクさせられたり、車体を傷つけられたり、車にいやがらせをされたなど、車はイタズラの対象になりやすかったりします。
特にシャッターなどの囲いがなく、屋外に駐車している車は犯人にとって手を出しやすく狙いやすいのです。
車のタイヤをパンクさせたり傷をつける行為は器物損壊罪にあたる可能性があります。
鍵穴にイタズラで異物を詰められる

自宅や車、自転車の鍵穴に異物を詰めるイタズラも器物損壊罪になる可能性が高いです。
弊社でも何度かお客様から、「会社の鍵穴にボンドを入れられた」と隠しカメラを設置した例があります。
防犯カメラでなく隠しカメラだったのは、犯人と思われる人物が社内の人間であり、目的は捕まえることではなく解雇だったからですが、戸建て住宅であれば犯人は他人のはずなので防犯カメラが効果的です。
家の前にゴミを捨てられる

家の前にゴミを捨てられるといういやがらせは、不法投棄にあたる可能性があります。不法投棄は、廃棄物処理法の違反になります。
不法投棄の対策は弊社でも多くご相談いただくお悩みの一つで、生ゴミやたばこの吸い殻の他、酷いケースだと動物の死体、虫の死骸が捨てられたという例もあります。
建物や車に落書きをされる

落書きの被害は戸建て住宅以外でも、公共施設や店舗のお客様からもご相談いただきます。
落書きも状況によりますが、器物損壊罪や建造物等損壊罪にあたる可能性があります。
たばこのポイ捨てやペットの糞が問題になることも
お客様から戸建て住宅への防犯カメラ設置のお問い合わせをいただく際、歩きタバコをした通行人のポイ捨てやペットの散歩をしていた近隣住民のペットの糞が放置されるというようなご相談もあります。
タバコのポイ捨ては、火事の要因にもなりうる迷惑行為であり、ペットの糞も誰かが処理をしなければいけません。
こうした被害を防ぐためにも対策を講じておくことが大切です。
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イタズラ・いやがらせの証拠を撮るための防犯カメラ設置とは

イタズラ・いやがらせの対策は様々ありますが、上記で挙げたイタズラ・いやがらせのすべてで効果的なのが防犯カメラの設置です。
防犯カメラの設置と一口にいっても、イタズラの種類によって防犯カメラを設置するべき場所や向きは異なります。
車へのイタズラ対策で防犯カメラを設置するならどこにつける?

車はパンクさせられる、傷をつけられるなどのイタズラ以外にも車上荒らし、車の盗難などの犯罪に狙われやすい対象でもあるため、しっかりと防犯対策をしておくことがおすすめです。
特にガレージのない、屋外の駐車場やカーポートは比較的犯行が容易であるため注意が必要です。
車のイタズラ対策には、カーポート・駐車場に防犯カメラをつけますが、施工が雑だと配線を切られたり、カメラ自体を壊されてしまう危険があります。
プロに相談の上、高さや角度など現地に合わせて設置するようにしましょう。
鍵穴へのイタズラ対策で防犯カメラを設置するならどこにつける?

鍵穴へ異物を入れられたというご相談は、個人宅よりもマンション・アパートなどの集合住宅で多いご相談です。
個人宅の場合、家の玄関近辺から公道にかけての侵入経路を撮影し、侵入の様子を録画できるように設置するのが効果的ですが、イタズラをしようと考える犯人からすれば、わざわざ敷地に侵入して、鍵穴に細工する・・というよりも、敷地内にゴミを投げ入れたり、家の前に駐車している車や自転車に対していやがらせをしたほうが捕まるリスクが低いからです。
マンション・アパートの場合で鍵穴へのイタズラ対策をするなら、各階の共有廊下に防犯カメラを設置すると効果的ですが、マンションに住む個人が勝手に共有廊下に防犯カメラを設置することはできないので、集合住宅で個人の方が防犯カメラを取り付けたい場合、賃貸ならマンションオーナーや管理会社へ相談、分譲マンションなら管理組合で相談するようにしましょう。
不法投棄対策で防犯カメラを設置するならどこにつける?

家の前にゴミを捨てられる等、不法投棄の対策で防犯カメラを取り付けるなら、家の前や庭など人の目につきやすくゴミを捨てられやすい場所を監視できるように防犯カメラを設置します。
中には、イタズラでゴミを捨てられていると思ってカメラの映像を見たら風で飛んできただけだったという例もあります。
なんにせよ、家の外周に防犯カメラがあることで、なぜ家の周りにゴミがあるのか原因を発見することができ、犯人の特定や、事件性の有無を確認することができます。
落書き対策で防犯カメラを設置するならどこにつける?

落書きの対策は、どこで落書きがされているかによりますが被害起きている場所近辺にカメラを取り付けることで、常時監視・録画ができる体制をつくります。
落書きは個人宅以外でも、神社や公道、店舗など各所で起こるイタズラです。過去には、靖国神社の中にある石の柱へ落書きされた事件が話題になったことがありました。
参考:靖国神社 石柱の落書き発見前夜 防犯カメラに不審な人物
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夜間もカラーで撮影できるAIカラースターライトカメラが登場
泥棒やイタズラをする犯人は、監視の目がつきにくい場所を好む傾向にあります。
だからこそ、夜間や朝方の暗い場所での防犯対策は非常に重要なものとなります。
通常の夜間対応の防犯カメラは、赤外線センサーが搭載され日中はカラー、夜間は白黒で映しますが、トリニティーのAIスターライトカメラは、夜間の暗い場所でもカラーで撮影することができ、音声の録音も可能です。
しかも、月額2,200円(税込)/1台の低コストで使えるトリニティーAIライトの対象機器となります。
無人の場所でも、防犯カメラのAIが人の侵入を自動で検知し、リアルタイムでお客様のスマホに写真付の通知を送ります。
防犯カメラの映像を確認しなくてもいつ、どんな人物が敷地に侵入したのかアプリ上で確認することができるので、犯罪・イタズラが起こる前に対処をして被害を防ぐことができる、新しいカタチの防犯カメラシステムです。
イタズラ・いやがらせで警察が動いた例
イタズラ・いやがらせなどの迷惑行為でも警察に相談できるということを解説しました。
実際に、いやがらせ行為の犯人が逮捕に至った例を一部ご紹介します。
隣の家に鳥の死骸を捨てた女性が逮捕(愛知県)
2025年5月、愛知県東郷町で隣人の家の庭に鳥の死骸を捨てたとして、廃棄物処理法違反の疑いで61際女性が逮捕されました。
防犯カメラに、庭に何かを投げ入れるよう押すが映っていたようで、このほかにも迷惑行為があったとされています。
電柱50本以上に落書き(千葉県)
2025年1月、千葉県四街道市の住宅街で、50本以上の電柱で「愛」「天」などの漢字に似た落書きが発見されました。
これについて、警察は器物損壊の疑いで捜査をしました。
防犯カメラの設置時は向き・角度に注意

防犯カメラの設置は基本的にプロに相談することをおすすめします。
その理由は、選ぶカメラや設置の仕方によってはせっかく買った防犯カメラが意味のないものになってしまう可能性があるからです。
例えば、屋外対応のカメラでも施工方法を誤るとすぐに故障してしまったり、もっと問題なのは、設置した角度によって隣の家の敷地を大きく映してしまい、プライバシー侵害になってしまうようなトラブルがあると、問題解消のために設置したカメラが別の問題を呼んでしまうことになりかねません。
弊社では初期費用0円・月額4,840円(税込)~の手軽な料金で機器選びも設置工事もすべてプロに任せられる防犯カメラのレンタルが人気です
。
経験豊富な防犯カメラのプロが、お客様のお悩みや現地の環境に合ったカメラを適切な設定・施工方法で設置します。
防犯カメラの設置をプロに任せるメリット
- プライバシー侵害にならないよう配慮した設置をしてもらえる
- 屋外・屋内問わず環境に合ったカメラを選んで貰える
- 困っていることに合わせて設置場所や向き・角度を提案してもらえる
- 面倒な配線作業や設定もすべてやってもらえる
- 修理も対応してもらえる(※修理の対応がない業者もありますので、依頼前に確認することをおすすめします)
防犯カメラの設置業者を選ぶ際、費用はもちろん気になるところだと思いますが、合わせて確認しておきたいのが設置後の保証についてです。
業者によっては、設置後の修理対応がない場合や、選べるカメラが少ない業者もあります。
トリニティーでは、設置後もずっと安心して防犯カメラをご利用いただけるよう、選べる長期保証をご用意しています。
防犯カメラはレンタル・リース・一括買取で導入可能

弊社では防犯カメラをレンタル・リース・一括買取にてご利用いただくことができます。
一番人気のレンタルプランは、機器料金・工事料金すべてコミコミで初期費用0円の月額料金のみで防犯カメラが使えることができ、個人・法人・公共問わず多くの方から喜ばれているサービスです。
「防犯カメラの映像をスマホで見たい」「人検知機能付きのAI防犯カメラを使いたい」など、システム構成も柔軟に行っています。
長期レンタル・短期レンタルどちらも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
人気のオプション

スマホで映像が確認できる遠隔監視システム

人を感知して点灯するセンサーライト

侵入者を検知・スマホ通知するAI人検知システム
補助金・助成金を使った防犯カメラ設置も対応しています
防犯カメラの設置には、補助金・助成金が利用できることがあります。
特に、自治会・町内会が地域の治安維持向上のために防犯カメラを設置することを支援する県・市は多く、弊社でも補助金を活用した防犯カメラ設置の実績が数多くあります。
ぜひお気軽にご相談ください。
現地調査・お見積り無料!
全国各地で対応OK!防犯カメラの設置ならお任せください

このページでは、イタズラ・いやがらせの被害でお悩みの方に向けて、イタズラ行為の警察への相談についてや、証拠を掴むだけの防犯カメラ設置についてご紹介しました。
トリニティーでは、中部(愛知、岐阜、三重、静岡、山梨、長野、福井)と関東(東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城)、関西(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山)の他、パートナー企業との連携により、全国各地で防犯カメラの設置に対応させていただいております。
(※協力店エリアは一部サービス内容が異なるため、詳細はお問い合わせください)
日本製・海外製問わず幅広いメーカーの防犯カメラを取り扱い、防犯のプロとしてお客様のご希望・ご予算に合った最善の防犯カメラシステムをご提案させていただいています。
現地調査・お見積りは無料で行っております。
まずはお気軽にお問い合わせください。