2階の窓でも狙われる!被害を防ぐための防犯対策7選

「新築に住み始めたばかりだけど、防犯対策は本当にこれで十分なんだろうか?」
「玄関や1階ばかり気にしていたけど、2階の窓からの侵入ってそんなにあるの?」
そんな不安を感じていませんか?
実は、空き巣被害の約2割は、2階の窓から侵入しているというデータがあります。
「高い場所だから大丈夫」「2階だから見えにくい」と油断していると、侵入者にとっては格好のターゲットになってしまうかもしれません。
しかし、防犯カメラや防犯フィルムを活用すれば、2階窓からの侵入をしっかりと抑止・対策できます。
そこでこの記事では、防犯カメラや防犯フィルムを活用した、2階窓の実践的な防犯ノウハウをお届けします。
この記事はこんな人におすすめ
- 2階の窓やベランダの防犯対策に不安がある方
- 共働きなどで昼間に家を空ける時間が長い方
- コストを抑えても効果のある防犯対策を探している方
この記事をきっかけに、侵入リスクの高い「2階の窓」を、今こそ見直してみませんか?
空き巣の2割は「窓」から侵入!? 見落とされがちな2階の危険性
実は2階の窓は、防犯対策が見落とされがちな場所ですが、侵入経路として使われる危険性が高い場所です。
下表を見ると、住宅の中でも表出入口と、窓が侵入口として使われているのがわかります。
1位 2位 3位 一戸建住宅 窓 表出入口 非常口 共同住宅(3階建以下) 表出入口 窓 非常口 共同住宅(4階建以上) 表出入口 窓 非常口
空き巣の侵入手口
引用:警視庁住まいる防犯110番「侵入犯罪の脅威」![]()
4階以上の高い階層でも、窓は侵入経路として使われているため、防犯対策は必須です。
実際、警視庁の調査によると、4階以上の共同住宅でも侵入経路の10%は窓を使っています。
2階窓は、対策が見落とされやすい場所ですが、空き巣に狙われやすいため、防犯対策は必須です。
2階窓が狙われる理由とは?ベランダ・バルコニー周辺の危険ポイント
なぜ、2階窓でも侵入されてしまうのか、原因が理解できると防犯対策をしやすいです。
そこで、この章では、2階窓が狙われる理由について以下を紹介します。
ここで紹介すること
- 室外機や雨どいが「足場」になる
- ベランダの死角は侵入者の絶好ポイント
- 隣家・塀・物置との距離が近いと登りやすい
- 防犯グッズが未設置
それぞれ確認しましょう。
室外機や雨どいが「足場」になる

2階だから安心とは限りません。エアコンの室外機や雨どいは、空き巣にとって絶好の「足場」になります。
とくに以下のような環境は要注意です。
- 室外機が壁際に固定されている
- 雨どいが手すりまで一直線に伸びている
- ベランダ下に収納ボックスや脚立がある
- 塀や物置が近く、飛び移れる距離にある
「登れないだろう」と油断していると、わずかな段差が侵入経路になります。
ベランダの死角は侵入者の絶好ポイント

人目につきにくいベランダは、空き巣が侵入しやすいポイントです。
ベランダが以下のような状況になっている場合はすぐに対策しましょう。
- 道路や隣家からベランダが見えにくい
- 夜間でも周囲に照明がない
- 高い塀や樹木で視界が遮られている
- 洗濯物や植木鉢で物陰ができている
こうした「死角」は、不審者がゆっくりと侵入準備をする時間を与えてしまいます。照明の設置や物の整理で、ベランダの視認性を高めましょう。
隣家・塀・物置との距離が近いと登りやすい
家の周囲にある構造物も、空き巣にとっては足場になります。とくに次のような環境は、2階への侵入を助けてしまう可能性があります。
- 隣家との距離が近く、塀に沿って移動できる
- 物置がベランダの下にある
- フェンスの高さがちょうどよい
- ごみ箱や自転車が常に置かれている
登れるものは外に置かない・離すを徹底するだけでも、防犯効果が高められるので、意識しましょう。
防犯グッズが未設置
防犯グッズが何も設置されていないベランダや2階窓は、空き巣に「入りやすい家」と認識されてしまいます。次のような状態は注意が必要です。
- 防犯カメラやセンサーライトが設置されていない
- 補助錠や面格子が未導入
- ガラスに防犯フィルムが貼られていない
- 警戒を示すステッカーなども見当たらない
防犯対策は「見せる」だけでも効果があります。簡単にできる対策から1つずつ導入し、抑止力を高めましょう。
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窓破りの手口4選!空き巣が使う侵入パターンと対策法
ここでは、実際に多くの犯行に使われる「窓破り」の4つの手口を紹介します。
窓破りの主な手口
- こじ破り クレセント錠を外からこじ開ける手口
- 打ち破り 窓ガラスを一気に割って侵入する大胆手口
- 焼き破り ガスバーナーなどでガラスを熱破壊する手口
- 突き破り 小さな穴を空けて鍵を開ける静かな手口
それぞれの手口を理解し、それに合わせたピンポイントな防犯対策を取ることが、被害を未然に防ぐカギとなります。
「こじ破り」 内鍵を外からこじ開ける手口

最も多い窓破りの手口が「こじ破り」です。窓ガラスを少しだけ割って、窓の内側の鍵を工具でこじ開けます。
以下のような窓が、こじ破りをされやすいです。
- 鍵が1つしかないサッシ窓
- 補助錠がついていない
- 防犯フィルムが未使用
- ガラスが一般的な透明タイプ
対策としては、補助錠の追加や防犯フィルムの貼付が有効です。こじ開けにくい構造をつくりましょう。
「打ち破り」 窓ガラスを一気に割って侵入する手口
「打ち破り」は、窓ガラスを一気に割って侵入する荒っぽい手口です。音が出るため夜間は避けられがちですが、人目が少ない場所では白昼堂々行われることもあります。
打ち破りに注意すべきケースは以下のとおりです。
- 死角になる2階のベランダ窓
- 防犯フィルムが貼られていない
- センサーライトやカメラがない
- 周囲に人通りが少ない
防犯フィルムを貼ることでガラスの飛散を防ぎ、時間を稼げます。威嚇用ライトも効果的です。
「焼き破り」 ガスバーナーなどでガラスを熱破壊する手口
「焼き破り」とは、ガスバーナーなどの火でガラスを熱し、急冷して割る手口です。音が小さく目立ちにくいため、プロの空き巣が使う傾向があります。
以下のような環境では、焼き破りをされるリスクが高いです。
- 防犯ガラスやフィルムが未使用
- ベランダが外から見えにくい
- カメラやライトの死角がある
- 昼間に長時間不在にしがち
対策としては、防犯フィルムの施工や複層ガラスの導入をすると効果があります。侵入までに時間をかけさせるのがポイントです。
「突き破り」 小さな穴を空けて鍵を開ける静かな手口
「突き破り」は、ガラスに小さな穴を開け、工具を差し込んでクレセント錠を解錠する静かな手口です。短時間・低リスクで侵入できるため、住宅地でも多く使われています。
以下のような環境は要注意です。
- 単板ガラス(普通のガラス)を使用している
- 鍵が1つだけで補助錠がない
- 外から鍵の位置がわかる
- 窓に目隠しや装飾が少ない
対策としては、防犯フィルムや補助錠の設置、鍵の位置が見えない工夫が必要です。外からの視線も意識しましょう。
窓・ベランダの防犯対策7選
2階の窓やベランダは、目が届きにくく油断しがちな場所であるため、防犯対策は必要不可欠です。
ここでは、窓・ベランダの防犯対策について以下7つを解説します。
おすすめの防犯対策7選
- 防犯カメラの設置(抑止力+証拠録画)
- 防犯フィルムの貼付(打ち破り対策)
- 面格子の設置(侵入防止・視覚的効果)
- 補助錠で二重ロック(侵入時間を稼ぐ)
- 防犯フィルム(窓破り対策)
- センサーライトで夜間を威嚇
- シャッターや雨戸の活用
- 防犯砂利で足場周辺を対策
それぞれの対策について、次の項目で詳しく解説していきます。
防犯カメラの設置(抑止力+証拠録画)

防犯カメラは、空き巣に「見られている」という意識を与え、強力な抑止効果を発揮します。さらに録画機能により、万が一の証拠としても役立ちます。
設置する際のポイントは以下のとおりです。
- ベランダや2階の掃き出し窓付近
- 室外機・物置周辺など足場になりやすい場所
- 死角になる箇所や暗がり
- 雨風に強い屋外対応タイプを選ぶ
防犯カメラを導入する際、費用がネックになりますが、レンタルプランを活用すれば、初期費用をかけずに設置ができます。
防犯フィルムの貼付(打ち破り対策)

防犯フィルムは、ガラスを割って侵入する「打ち破り」や「突き破り」に有効な対策です。割れてもガラスが飛び散らず、侵入に時間がかかるため、空き巣の多くが諦めるきっかけになります。
導入時のポイントはこちらです。
- 厚さ350μm以上のフィルムを選ぶ
- 紫外線カットや透明タイプも選択可
- 賃貸でも貼り替え可能なタイプ
- CPマーク付の製品
比較的取り入れやすい防犯対策なので、導入を検討してみてください。
面格子の設置(侵入防止・視覚的効果)

面格子は、窓の外側に取り付ける格子状の金属製カバーです。物理的なバリケードとして侵入を防ぎ、視覚的にも「警戒している家」と印象づけられる防犯効果があります。
設置時にチェックしたいポイントは以下のとおりです。
- 窓枠にしっかり固定するタイプを選ぶ
- 簡単に外されないビス止め構造にする
- 外観と調和するデザインで防犯と美観を両立
- プライバシー保護にもつながる
防犯フィルムと組み合わせると、侵入時間をさらに稼げるのでおすすめです。
補助錠で二重ロック(侵入時間を稼ぐ)

空き巣は「5分以上かかると7割が犯行を諦める」といわれています。補助錠をつけて二重ロックにするだけで、侵入にかかる時間を増やせるのがメリットです。
取り付けの際は、次の点を意識しましょう。
- 既存の錠とは別の高さ・位置に設置する
- 工具なしで貼り付けるタイプ
- サッシタイプには専用の補助ロックを選ぶ
安価で取り入れやすく、すぐにできる防犯強化策として効果的です。
センサーライトで夜間を威嚇

センサーライトは、不審者が近づいた瞬間に自動で点灯し、「見られている」と感じさせて侵入をためらわせる効果があります。夜間の2階ベランダなど、暗がりの多い場所に最適です。
設置時のポイントは以下のとおりです。
- 防水・防塵仕様で屋外対応のものを選定
- 防犯カメラと併用すれば威嚇力が上る
光で「見える化」することが、空き巣への最大の抑止力になります。
シャッターや雨戸の活用

シャッターや雨戸は、窓全体を物理的に覆うことで「こじ破り」や「打ち破り」などの手口を完全に封じる防犯対策です。留守中や就寝時には、高い安心感を得られます。
活用のポイントは以下のとおりです。
- 開閉が簡単な電動タイプもおすすめ
- 雨風・飛来物対策にもなる
- 室内の遮光・断熱効果も期待できる
- 防犯ステッカーと併用でさらに威嚇効果UP
目に見える対策として、防犯意識の高さを示す効果もあります。
防犯砂利で足場周辺を対策

防犯砂利は、踏むと「ジャリジャリ」と大きな音が鳴るため、侵入者が音を嫌って避ける傾向にある防犯アイテムです。
2階の足場になりやすい室外機や物置の周囲に敷くと効果があります。
活用のポイントはこちらです。
- 足場になりそうな場所の下に敷く
- 音がよく鳴る専用の防犯砂利を選ぶ
- 雨でも流れにくい重量タイプが理想
- メンテナンスも少なく手軽に導入可能
静かな住宅街ほど効果が高く、気配を察知しやすい防犯策として人気です。
防犯対策は、それ1つだけを導入するのではなく、組み合わせて設置することで効果を最大限発揮します。
総合的に防犯対策を行いたい方は、ぜひ弊社トリニティーにお問い合わせください。
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2階窓の防犯をプロに任せるべき理由
「自分でできる対策は一通りやったけど、これで本当に大丈夫?」
そう感じたときこそ、防犯のプロに相談するタイミングです。
2階の窓やベランダは、見落としやすいリスクが潜みやすく、機器の選定・設置にも専門知識が必要です。プロに依頼すれば、家の構造や生活スタイルに合った最適な防犯対策を提案してもらえます。
ここでは、プロに任せるメリットを以下の3つの観点から解説します。
プロに任せるメリット
- 設置位置と機種の選定
- 導入実績が豊富
- レンタルプランで初期費用0円で導入
それぞれの内容を次項で詳しく見ていきましょう。
設置位置と機種の選定

防犯カメラを2階の窓に付けたいけど、どこに付ければいいのかわからない」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実際、自己判断で設置してしまうと、死角ができたり、威嚇効果が半減してしまうケースも少なくありません。さらに、市販のカメラは種類が多く、自宅に合った機種を選ぶのも難しいのが現実です。
そこでおすすめなのが、防犯カメラセンターを運営する「トリニティー」の無料現地調査。
お住まいや周辺環境をプロの目で確認し、目的に応じて最適なカメラ機種と設置場所をご提案します。
「せっかく設置したのに効果がなかった」と後悔する前に、一度プロに相談してみませんか?
導入実績が豊富

「防犯カメラの設置を依頼したいけど本当にトリニティーに頼んでも大丈夫なの?」
「他にももっといい業者があるんじゃない?」
いざ業者に防犯カメラ設置を頼むとなった場合でも、自宅に他人を呼んで工事まで行うとなると抵抗がある方もいるのではないでしょうか?
その点にはご安心ください。トリニティーには、9,000件以上もの防犯カメラの導入実績があります。
実績のある専門業者に依頼を考えている方は、ぜひ弊社トリニティーにご相談ください。
2階窓の防犯についてよくある質問
最後に2階窓の防犯についてよくある質問を紹介します。
Q.防犯フィルムと面格子、どちらが効果的?
A.防犯フィルムと面格子は、どちらも有効な防犯対策ですが目的が異なります。
フィルムはガラス破り対策として侵入に時間をかけさせるのに有効で、外観を変えずに対策できます。
一方、面格子は物理的に侵入を防ぐ威圧感があり、視覚的な抑止力にもなります。
Q.防犯カメラを付けるだけで十分ですか?
A.防犯カメラは強力な抑止力になりますが、それだけでは万全とはいえません。
カメラは「見張る」役割には優れていますが、物理的に侵入を防ぐ機能はありません。
録画や通知に加え、防犯フィルムや補助錠などと組み合わせてこそ、侵入を防ぐ実効力が高まります。
Q.マンションの2階も対策が必要?
A.はい、マンションの2階も防犯対策は必要です。
「オートロックがあるから大丈夫」と思われがちですが、外階段や共用廊下、ベランダ伝いに侵入されるケースもあります。
とくに低層階は目立ちにくいため、窓への防犯フィルムや補助錠の設置が効果的です。
まとめ 2階窓の防犯対策は「トリニティー」にお任せ

2階だからといって油断は禁物です。
室外機や塀を使った侵入、窓破りの多様な手口など、空き巣は意外なルートから狙ってきます。
その対策として、防犯カメラや防犯フィルムなど組み合わせは有効です。
トリニティーでは、プロの目線で最適な機器と設置場所を提案し、初期費用0円の月額レンタルプランもご用意しています。
「忙しくて自分では対策しきれない…」「コストを抑えて安心を得たい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。手軽に始められて、しっかり守れる防犯対策をお届けします。