一軒家の防犯が甘くて怖い方へ!セキュリティを万全にする方法を紹介

一軒家に住んでいて、防犯面での不安を感じたことはありませんか?
夜間や長期の留守中は、「泥棒に入られたらどうしよう」と不安になるものです。
実際、警視庁のデータでも空き巣被害の30%が戸建住宅に集中しています。
そのため、一軒家は狙われやすいというイメージは間違いではありません。
しかし、そんな不安も正しい対策を知れば解消できます。
このページでは、同じように「一軒家に住むのは怖い」と感じている方の声や被害事例をもとに、効果的な防犯対策をご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
- 一軒家の防犯が不安な方
- できるだけコストを抑えて防犯したい方
- 防犯カメラやセンサーライトなどの導入を検討している方
安心できる暮らしを手に入れるために、今すぐ防犯対策を見直してみましょう。
一軒家は空き巣が怖い?事例やデータを紹介
一軒家では「夜や留守中が怖い」「うちは狙われやすいかも」と不安を抱えている方もいるでしょう。
そのためここでは、警察の統計データや被害事例をもとに、一軒家の防犯リスクを把握しておきましょう。
ここで紹介すること
- 一軒家は空き巣が入りやすい
- 一軒家は窓から侵入される
- 空き巣に狙われやすい一軒家の特徴
- 一軒家で空き巣に入られた事例を紹介
一軒家は空き巣が入りやすい
一軒家に空き巣が入りやすいという印象は間違いではありません。
警視庁によると、侵入窃盗の発生場所別認知件数は、一戸建住宅が30.5%と最も多い結果が出ています。
侵入窃盗の発生場所別認知件数(総数:44,228件)
発生場所 割合 一戸建住宅 30.5% 共同住宅(3階建以下) 7.3% 共同住宅(4階建以上) 3.8% 一般事務所 9.7% 商店 6.3% 生活環境営業(倉庫・工場等) 8.1% 金融機関等 0.5% その他 33.8%
マンションやアパートなどの共同住宅と比較すると3倍ほど多い件数です。
調査結果を見ると、一軒家の防犯対策は必須といえます。
一軒家は窓から侵入される
空き巣は一軒家に侵入する際、「窓」を使います。
窓は視線が届きにくく、鍵の閉め忘れやガラス破りが狙いやすいためです。
警視庁の調査によると、一軒家で発生した侵入経路のうち55%は窓が占めています。
侵入経路 割合 窓 55.2% 表出入口(玄関など) 20.2% その他の出入口 14.8% 不明 7.8% その他 1.9% 非常口 0.1% 総数 13,490件(令和5年)
侵入経路の70%は窓や出入り口で、どの一軒家でも発生する可能性があります。
一方で、侵入経路に使用した理由としては無締まりが約50%あるため、意識を高くすれば防げる被害がほとんどです。
空き巣に狙われやすい一軒家の特徴
空き巣は一軒家に侵入する前に、下見をしてターゲットにするかを判断します。
主な判断材料を下表で把握しておきましょう。
チェック項目 | 詳細 |
---|---|
留守かどうか |
|
侵入しやすいか |
|
逃げやすいか | 駅に近いか |
周囲の目があるか |
|
自宅が空き巣に狙われやすいと理解できれば、事前に防犯対策ができます。
一軒家で空き巣に入られた事例を紹介
実際に被害に遭った人の声を見ると、防犯対策の重要性がわかります。
一軒家は「まさか自分の家が」と油断しやすく、下見や侵入のリスクに気づきにくいのが特徴です。
- 夜二階で寝ていたら無施錠の玄関から侵入された
- 換気のため、小窓を空けていたら侵入された
- 仕事から帰宅すると窓を割られて空き巣に入られていた
人は通れないと思っていた小窓から侵入されるケースもあります。
一軒家の防犯対策は、できる限りのことはやっておきましょう。
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怖いを解消!空き巣が嫌がる一軒家の特徴
空き巣が嫌がる一軒家の特徴を理解して防犯対策を行えば、怖いと感じることもなくなります。
ここでは、空き巣が嫌がる特徴について以下4つを解説するので参考にしてみてください。
空き巣が嫌がる一軒家の特徴
- 人目に付きやすい
- 犬がいる
- 整理整頓されている
- 目に見えて防犯対策がされている
人目に付きやすい

人目に付きやすい一軒家は、空き巣のターゲットから外れます。
外からの視線が届きやすい家は、侵入のリスクが高まるためです。
たとえば、以下のような特徴がある一軒家は、侵入しにくいでしょう。
- 道路や歩道に面していて見通しがよい
- 玄関・窓が塀や植木で隠れていない
- 隣家や通行人の視線が入りやすい
玄関や窓付近をすっきりさせるだけでも、防犯対策につながります。
人目を意識して整理整頓を行ってみてください。
犬がいる

犬は侵入者に対して吠えることで即座に異常を知らせてくれる存在です。
中型犬以上の吠える声は、犯人にとってストレスになるため、空き巣も侵入を諦めます。
- 玄関、裏口付近に犬小屋がある
- 「猛犬に注意」と張り紙をしておく
など、犬の存在が犯人にわかれば、犯行をためらうでしょう。
もちろん防犯のためだけに犬を飼う必要はありません。
整理整頓されている

庭や玄関先が整理整頓されていると、空き巣から敬遠されやすくなります。
在宅の可能性が高く、侵入するにはリスクがあると判断されるためです。
一方で、雑草が伸び放題・郵便物が放置されている家は留守だと思われます。
そのため、次の点には注意してみてください。
- 郵便物をためないようにする
- 玄関や庭に適度な生活感を保ち、人の存在を示す
- 照明や植栽が整えて暗がりを少なくする
整理整頓された状態を保ち、セキュリティを強化しましょう。
目に見えて防犯対策がされている

防犯対策されていると外から見てわかる家は、空き巣のターゲットになりにくくなります。
空き巣は「侵入に時間がかかる家」「証拠が残る可能性がある家」を避けるからです。
以下のような状態であれば、目に見えて防犯対策がされていると判断できます。
- 防犯カメラが設置されている
- センサーライトが設置されている
- 「防犯カメラ作動中」のステッカーがある
- 窓に防犯フィルムのCPマークが貼られている
まずは、取り入れられるものから防犯対策をしてみてください。
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一軒家ですぐにできる防犯対策
「防犯対策」と聞くと、防犯カメラや警備会社など大掛かりなものを想像しがちです。
しかし実はお金をかけずに今日からできる防犯対策もあります。
ここでは、道具や機器を使わずにできる、一軒家における基本の防犯習慣をご紹介します。
一軒家における基本の防犯対策
- 郵便物をためない
- 留守中や夜も明かりをつける
- 玄関周りや通路を明るく保つ
- ご近所との関係を良好に保つ
- 鍵のかけ忘れ防ぐ工夫をする
郵便物をためない

郵便物をためないことは、防犯の基本です。
ポストに郵便物やチラシがたまっていると、留守だと空き巣に判断されます。
そのため、出張や旅行時など数日間家を空ける場合は注意しましょう。
対策としては以下が考えられます。
- ポストを毎日確認する習慣をつける
- 長期不在時は新聞の一時停止を依頼する
- 蓋つきポストを使う
- ご近所に回収を依頼しておく
毎日のひと手間が防犯につながります。
留守中や夜も明かりをつける

留守中や夜間にも明かりをつけることで、空き巣への抑止効果が期待できます。
室内が真っ暗だと「誰もいない」と判断されやすいです。
反対に、明かりがついていれば在宅を装うことができ、空き巣が躊躇します。
- 夜間に玄関や室内の照明をつけておく
- タイマー式の照明を使って不在時も自動点灯
- センサーライトを外に設置して人の動きに反応させる
留守中や夜も在宅をアピールするために、明かりを活用しましょう。
玄関周りや通路を明るく保つ

玄関や通路を明るく保つと、不審者の侵入を防げます。
照明がしっかりと当たっている場所は目立ちやすいからです。
夜間も玄関灯や門灯を点灯させ、センサーライトを活用するなど暗がりがない状態を整えましょう。
明るさは「見られている」という心理的プレッシャーになり、空き巣から侵入されにくくなります。
ご近所との関係を良好に保つ

ご近所づきあいを大切にすることも、防犯対策として効果的です。
普段から顔見知りの関係が築けていると、見慣れない人の出入りに気づきやすくなります。
日常的に以下のような習慣をつけておきましょう。
- あいさつを交わす習慣をつける
- 外出時や不在時に声かけできる関係性を作る
- 町内会の防犯活動や見回りに参加する
- 近隣と情報共有できる体制を意識する
信頼関係のある近所づきあいが、不審者の侵入を防ぐ力になります。
鍵のかけ忘れ防ぐ工夫をする

侵入被害では、「無施錠」が原因の約50%を占めています。
そのため、鍵のかけ忘れを防ぐ工夫は、空き巣対策には必要不可欠です。
- 出かける前に指差し確認を習慣化する
- チェックリストを作成する
- 家族で声かけルールを決めておく
- 補助錠をつける
日常のちょっとした工夫が、被害を未然に防ぐ対策になります。
鍵の確認を習慣づけましょう。
戸建てのセキュリティ強化に役立つグッズ
「防犯対策したいけれど、何を取り入れたらいいか分からない」という声は多くあります。
空き巣の手口に対応したものや、抑止力の高いものなど、目的に応じて選定が重要です。
ここでは、一軒家のセキュリティ向上に役立つアイテムを紹介するので参考にしてみてください。
ここで紹介すること
- 防犯砂利
- 補助錠
- 防犯フィルム
- 防犯カメラ
- センサーライト
- 防犯センサー×アラーム
防犯砂利

防犯砂利は、手軽で効果的な侵入防止アイテムです。
人の気配に気づきにくい夜間や死角において、音で異変を察知できる防犯砂利は空き巣対策に有効です。
たとえば、防犯砂利には次のような利点があります。
- 家の周囲や通路に敷くだけで対策できる
- 足音が「ジャリジャリ」と響き、人の気配を知らせる
- 雨風に強く、メンテナンスの手間が少ない
- 見た目が自然で、景観を損なわない
設置が簡単でコストも低く、目立たずに防犯効果を高めたい方におすすめです。
補助錠

補助錠は既存の鍵にロックを追加して、侵入の手間と時間を増やす防犯アイテムです。
窓やドアに2か所以上の鍵があると、空き巣は侵入をあきらめやすくなります。
たとえば、補助錠には次のような特徴があります。
- 賃貸でも使える貼り付けタイプもある
- 窓や引き戸など、主要な侵入口に設置できる
- 工事不要のタイプもあり簡単に取り付けられる
- 鍵のかけ忘れ対策にもつながる
費用も比較的安価で、導入しやすい点が魅力です。
玄関・窓・勝手口など侵入経路の対策になります。
防犯フィルム

防犯フィルムは、窓ガラスを割って侵入する空き巣の時間稼ぎができる防犯対策です。
ガラスを割っても飛散しにくく、侵入をあきらめさせる抑止力が期待できます。
たとえば、防犯フィルムには次のような特徴があります。
- ガラス破りに時間がかかり、犯行を断念させやすい
- 一見わかりにくく、景観を損ねない
- 紫外線カット機能付きタイプもあり、日常使いもしやすい
窓からの侵入が多い一軒家では、補助錠と組み合わせて防犯力をさらに高められます。
防犯カメラ

防犯カメラは、記録と抑止の両面で効果を発揮する防犯対策の中心的存在です。
空き巣や不審者はカメラの存在を嫌い、映像が残ることで犯行をためらう傾向があります。
たとえば、防犯カメラには次のような利点があります。
- 見える位置に設置することで強い威嚇効果がある
- 万が一のトラブル時に証拠映像を残せる
- スマホ連携でリアルタイムに確認できる
- 夜間対応・録音対応など多機能な機種も選べる
設置環境や目的に合わせて機種を選ぶことで、一軒家の防犯力を底上げできます。
より高機能な「AIカメラ」については、次の項目で詳しくご紹介します。
AIカメラ

防犯カメラには、AI機能を搭載したモデルも存在します。
弊社でも「TRINITY AI 人検知システム」を提供しており、以下のような防犯対策が可能です。
- 不審者が侵入したらすぐにスマホに通知できる
- 夜間も赤外線機能で検知できる
- 警戒エリアを設定して、人や車の侵入を検知できる
AI機能を搭載したことで、防犯カメラは、防犯性能が高まりました。
一軒家でも侵入者をすぐに検知できるので、迅速に対応できます。
センサーライト

防犯カメラと併せて設置すると、防犯効果が高くなるのがセンサーライトです。
センサーライトは、人を検知すると自動で明かりを点灯するため、以下のようなメリットがあります。
- 光で犯人を威嚇できる
- 夜間でも防犯カメラの映像を明確に残せる
- 夜間の帰宅時にも自動で電気がつくため日常使いもできる
センサーライトは、一軒家の防犯対策だけでなく、日常使いもできます。
防犯カメラを設置する際は、ぜひ同時に導入を検討してみてください。
防犯センサー×アラーム

防犯センサーは、敷地や建物へ侵入者が入ってきた瞬間に検知するセキュリティ機器です。
センサーが侵入を検知したあとは、以下のような動きが取れます。
- スマホに通知
- 回転灯(パトランプ)
- 警報音(アラーム)
防犯センサーを取り付けると、侵入者を検知して音や光で威嚇できるのがメリットです。
併せて防犯カメラを設置していれば、映像証拠を確認できるため、警察への通報もしやすくなります。
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コストを抑えて一軒家の防犯を行う方法

一軒家の防犯を万全にすれば、不安が解消されて怖い思いをせずに済みます。
一方で防犯カメラのような機器を導入する場合は、コストが心配になるのではないでしょうか?
もし「防犯カメラの導入を検討しているが、コストがない」とお悩みの場合は、レンタルプランを検討してみてください。
防犯カメラセンターを運営する弊社トリニティーでは、初期費用0円のレンタルプランをご提案しています。
レンタルプランの特徴
- 初期費用0円
- 月額定額(工事費用、機器代金、保守費用込み)でコスト管理しやすい
- レンタル期間中は機器保証・消耗品交換無償
現地調査を行い、目的に合わせてご提案をいたしますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
よくある質問
最後に一軒家の防犯についてよくある質問を紹介します。
盗みに入られやすい家の特徴はありますか?
空き巣に狙われやすい家は、人目につきにくく、防犯対策がされていないことが共通しています。植木で視界が遮られている、窓に補助錠やフィルムがない、郵便物が溜まっている、などは要注意です。
空き巣は寝てる間に入ってきますか?
夜間や明け方など、住人が寝ている時間帯を狙う手口もあります。
物音を立てずに忍び込み、財布や貴重品だけを盗む例もあるため、就寝前の施錠確認と遠隔監視できる防犯カメラを導入しておくと安心です。
空き巣が入る前兆は?
空き巣は事前に下見をしてから侵入するケースが多く、いくつかの前兆行動が見られます。
たとえば、以下のような状況は要注意です。
- 玄関や郵便受けに不自然な印やチョークの線がある
- インターホンを何度も鳴らす
- 同じ人物が周囲をうろつく
気づいたら、すぐに警察や近隣に相談しましょう。
まとめ 一軒家の防犯が甘くて怖いなら防犯カメラの設置がおすすめ

一軒家は共同住宅と比較すると空き巣に狙われやすく、無施錠の窓や人目につきにくい場所がリスクになります。
防犯対策が甘いままだと、日常生活の不安が拭えません。
このページで紹介したような基本の防犯習慣に加え、防犯カメラを設置して悩みを解消しましょう。
防犯カメラセンターを運営するトリニティーでは、初期費用0円・月額定額のレンタルプランをご用意しています。
「費用を抑えてもしっかり対策したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。