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ゴミ捨て場でのトラブル対策(不法投棄・持ち去りなど)
ゴミ捨て場での不法投棄や持ち去りが非常に問題となっています。特に暮らしの中心であるマンションやアパートのゴミステーション、敷地内での不法投棄、ゴミの持ち去りについては昨今、非常に問題視されており、嫌な思いをされている方が増えています。
敷地の外に不法投棄されたのであれば、行政が処理してくれますが、敷地の中の場合はそのマンションのオーナーや管理組合が費用を負担してゴミを回収してもらわなくてはいけません。
また、それとは反対にゴミを持ち去る人も増えています。少しでも金目のものがあればそれを持ち去りネットで販売する専門のドロボウもいます。これらの犯罪を抑止し、発生後もしっかりと証拠を残すことができるのが防犯カメラです。
ゴミ捨て場で起こる3つのトラブル
集合住宅ではもっともトラブルの起こりやすい場所としてゴミ捨て場(ゴミステーション)が挙げられます。集合住宅の健全運用はゴミ捨て場から、とも言われます。ここでは、ゴミ捨て場で起きやすい3つのトラブルを解説します。
春になると増える不法投棄
春だけに限ったことではないですが、マンション・アパートでは3月4月になるとゴミ捨て場への不法投棄が増えます。引っ越しが増えるからです。
特に学生向けアパートや一人暮らし用のワンルームマンションなどでは3月末になると粗大ごみの不法投棄が山ほどゴミステーションに持ち込まれるというケースはとても多く、たくさんのお問合せを頂きます。
マンション敷地内のゴミステーションに不法投棄されると、マンション管理会社が業者を呼び、お金を払って粗大ごみを引き取ってもらいます。
これはオーナー、管理組合問わず払わないといけなくなります。こういった毎年の痛い出費を防犯カメラで半減させることができます。
ゴミの持ち去り
先日、弊社のお客様でもゴミ捨て場(ゴミステーション)が荒らされ、住人の方が捨てたものを持ち去るという事件が起きました。ゴミからはどこかのお店から送られてきた住所と名前の記載されたダイレクトメールなどから個人情報が収集できるだけでなく、その個人情報に一緒に捨てられたものが結びつきます。私(筆者)は男性ですが、女性なら私以上にゾッとするはずです。
また、自分自身が価値を感じずに捨ててしまったものも、他の誰かにとっては宝の場合もあります。ヤフオクやメルカリなどを使うことで価値を感じる方を探すことができます。転売が容易になった今、ゴミを漁る人が増えてきています。
住人がゴミ捨てルールを守らない
これは犯罪ではないですが、ゴミステーションへのゴミ出しルールを守らない事によるトラブルです。ゴミ回収の曜日ではない日にゴミを捨てると野良猫が漁ってゴミが散乱したり、夏場などは強烈な匂いを発することもあります。
また、ゴミ出しを守らないことを放置することで他の住人もルールを守らなくなり収集がつかなくなったアパートもありました。
ゴミ捨て場に粗大ごみを持ち込まれることは稀でほとんどは住人が捨てている
春になるとマンションのゴミ捨て場に不法投棄される粗大ごみは決まっていて、ベッド、マットレス、テレビ、たんす、机などです。いわゆる「新しい転居先では必要ないもの」「買い替えたほうが安いもの」「運びにくいもの」などです。
そして、それらを捨てていくのはほとんどの場合、元住人です。
犯人の身元がしっかりわかっていて、ゴミ捨て場部分に防犯カメラさえついていれば、対策が取れます。
春の不法投棄対策方法
まずゴミ捨て場部分に防犯カメラが設置されていることが大前提です。それに合わせて張り紙で不法投棄対策を取ります。このような張り紙を準備してください。
毎年、問題が起きている集合住宅であれば、エレベーターホール、ゴミ捨て場、エレベーターの中(効果的)、掲示板など、たくさん張っておいたほうがいいでしょう。
ゴミの持ち去り対策
ゴミ捨て場にゴミとして捨てる物の中に、個人情報を特定できるようなものを分かる状態で捨てないことです。
ダイレクトメールや郵送されてきた便箋などは最も個人を特定できるものです。
また給料明細などは働く職場も特定されます。
マンションゴミ捨て場の管理に防犯カメラ
弊社では、マンションに防犯カメラを設置させていただく機会が非常に多いのですが、マンションやアパートに規模にもよりますが、防犯カメラシステムの台数は、3台から16台ぐらいの間が多いです。
少なくても3台は設置します。
こちらはとあるマンションのゴミ捨て場で防犯カメラの設置工事を行った際の写真です。
マンションやアパートで最も防犯カメラが必要な場所はエントランス、次にゴミステーション、もしくは駐車場です。
防犯カメラを設置してさらに張り紙を張ることで不法投棄は確実に減ります。防犯カメラの運用をしっかり行えば、余計な費用(破壊などによる修繕費用、不法投棄による産廃費用)を払わなくてよくなった、というお話はたくさん伺っております。
マンションのレンタル防犯カメラ設置なら、初期費用なしの月々6,000円程度から、期間中メンテナンス無料で行うことができます。
ゴミ捨て場の防犯対策 まとめ
ゴミ捨て場は、集合住宅にとって最もトラブルが起きやすい場所の一つです。防犯カメラを使うことで、不法投棄やごみの持ち去り、住民のルール順守などの役に立ちます。
の設置の費用はゴミ捨て場だけであれば初期費用0円、月額6,000円程度ですが、集合住宅でゴミ捨て場だけにカメラを設置するということは非常に少なく、3,4台を設置して12,000円~ぐらいで運用する場合が多いです。
不法投棄による撤去費用やごみの持ち去りなどのストレス、住人が決められた曜日以外にゴミを出すなどの迷惑行為を抑止し、発生したとしてもしっかりとした証拠で警察に届けたり、注意したりすることが可能です。是非一度、専門会社トリニティーにご相談ください。
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またドームカメラや赤外線カメラ、屋外用・屋内用・家庭用と種類も豊富で、その選択から費用対効果のご相談まで専門業者である私たちにご相談ください。
この記事の執筆者
兼松 拓也
株式会社トリニティー 代表取締役
2006年3月、セキュリティの専門商社 株式会社トリニティーを設立。
以来、セキュリティに特化した専門店として、全国数か所に営業拠点を構える。
犯罪現場の立ち会いや、セキュリティ工事は1000ヶ所以上に携わり、現在ではAI・IoTシステムの開発に従事する傍ら、セキュリティコンサルタントとして顧問業務も行う。